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オカダシのツールラボ

一番安いメール配信システムはどれか

月額が最も安い製品と、3年総額が最も安い製品は一致しません。公式料金から算出した結果と、無料で使える条件をまとめました。

「どれが一番安いか」という問いには、条件を決めない限り答えが出ません。月額が最も安い製品が総額でも最安になるとは限らないためです。ここでは公式料金から算出した結果を示します。

月額が最も安い製品

各製品の最も安いプランの月額(税抜)はこうなっています。

製品最安プランの月額条件
オレンジメール2,980円ビジネス版 プラン2000(〜2,000件)
ブラストメール4,000円Lightプラン(〜5,000件)
める配くん4,800円プロプラン(登録3,000件)
ワイメール4,980円毎月自動継続(当月払い)
アララ メッセージ9,980円月間50,000通

数字だけ見ればオレンジメールのプラン2000が最安です。ただしこの金額が使えるのは登録2,000件までという条件付きです。

なお、める配くんにはこれより安いライトプランもありますが、公式の機能比較表で電話サポート・ステップメール・誕生日メール・高機能HTMLエディタがいずれも対象外となっており、当サイトでは機能が揃うプロプランの料金表のみを算出対象にしています。

総額では順位が変わる

登録アドレス数3,000件・月間配信通数30,000通・3年間という条件で総額を算出すると、順位はこうなります。

順位製品適用プラン3年総額初期費用月額
1ブラストメールLightプラン154,000円10,000円4,000円
2ワイメール毎月自動継続189,280円10,000円4,980円
3オレンジメールビジネス版 プラン5000192,080円12,800円4,980円
4める配くんプロプラン(登録5,000件)230,400円0円6,400円
5アララ メッセージ月間50,000通359,280円0円9,980円

月額が最も安かった2製品が、いずれも最安プランのまま使えていません。

  • オレンジメールは月額2,980円のプラン2000が2,000件までのため、3,000件ではプラン5000(4,980円)になります
  • める配くんは登録3,000件のプランの月間配信数上限が18,000通のため、30,000通を送るには登録5,000件のプラン(6,400円)が必要になります

上限を超えた瞬間に、最安だった理由が消えます。

条件を変えた算出は比較ページで行えます。

「安く見えて高くなる」3つのパターン

1. 初期費用0円につられる

める配くんは初期費用0円ですが、この条件では月額6,400円のプランが適用され、36ヶ月で230,400円です。初期費用10,000円のブラストメールは月額4,000円で154,000円になり、初期費用を払うほうが76,400円安く済みます。

初期費用の差10,000円は、月額の差2,400円がわずか5ヶ月で埋まります。それより長く使うなら、初期費用のある側が有利になります。

2. 段階の境界を見落とす

登録件数で段階が決まる製品では、境界を1件超えると次の段階の料金になります。オレンジメールは2,000件で2,980円、2,001件からは4,980円です。

契約時点の件数ではなく、契約期間中に到達する見込みの件数で計算しないと実際の支払額と乖離します。境界の位置は登録件数が段階の境界を超えると月額はどれだけ上がるかにまとめています。

3. 短期利用なのに年契約前提の製品を選ぶ

3ヶ月だけ使う場合、初期費用は3ヶ月で割ることになります。10,000円の初期費用は月あたり3,333円の上乗せと同じです。短期利用の総額はメール配信システムを単発・短期で使うときの費用で算出しています。

無料で使える条件

有料プランの前に、無料の範囲で足りるかを確認する価値があります。公式サイトに記載のある無料の条件は次のとおりです。

  • オレンジメール — 「読者数で選べる月額制のビジネス版と、読者数100名まで使える無料版をご用意しております。」
  • オレンジメール(有料版の体験) — 「ビジネス版のプラン2000なら14日無料体験があるので、万が一お客様に合わない場合でも、1円もかからずに解約することができます。」
  • ワイメール — 「14日間の無料お試しもあります。」
  • ブラストメール — 「まず こちらから 7日間の無料トライアルにお申し込みください。トライアルのアカウントは即日開設されます。」

読者数100名までであれば、オレンジメールの無料版で費用が発生しません。ただし**無料版の機能制限については公式サイトで確認してください。**当サイトは実際に契約して検証していないため、制限の内容は掲載していません。

結論として言えること

  • **月額の最安と総額の最安は一致しません。**月額最安のプランを持つ2製品は、この条件ではいずれもそのプランを使えず、総額では4位と3位でした
  • **初期費用0円は安さの根拠になりません。**この条件では初期費用10,000円の製品が76,400円安く済みます
  • **登録件数と配信通数を決めないと比較できません。**どちらの上限をまたいでも適用プランが変わり、順位が変わります

自社の条件での総額は比較ページの計算機で算出できます。登録アドレス数と配信通数を入れると、その条件での順位と内訳が出ます。

出典

2026年8月15日に取得した記載にもとづきます。金額はすべて税抜です。料金は改定される場合があるため、契約前に各公式サイトでご確認ください。

自社の条件で総額を出す

登録アドレス数と月間配信通数を入れると、 メール配信システム5製品の3年総額と順位がその場で出ます。 初期費用・最低契約期間・従量課金をすべて含んだ金額です。

総額を計算する